社会
平成後期~令和世代の人生はハードモードな件 僕は今年36歳になった。僕の周囲のベビーラッシュは26歳〜30歳くらいまでで、当時生まれた子供たちは今頃小学生になっているだろう。彼ら彼女らは、今はまだ楽しい楽しい学校生活を謳歌しているに違いない。そし…
30年前に決まったことは、30年前の有権者に責任がある。1993年に始まった技能実習制度。将来、技能実習制度関連で政治的な問題が発生したら、今の有権者、つまり僕たちにその責任があるだろう。僕たちはその責任を取らされることになるかもしれない。 技能実…
永世中立国という国家のあり方に憧れた時期があった。 沖縄と岩国の在日米軍の基地が震源地と思われるオミクロン株が流行しているようだ。ツイッターの過激派の中には、日米地位協定や日米安全保障条約の見直しを訴える人もいる。 自国の安全保障を他国の兵…
後書きのような前書きだが、僕はこのエントリを書いたあと、ル・ボンの「群集心理」と、オルテガ・イ・ガセットの「大衆の反逆」をそれぞれ参照した。僕が戦慄したのは、問題提起や切り口が僕のエントリと通底していることと、さらにこれらの本がそれぞれ189…
水泳には自由型という種目がある。何が自由なのかといえば、クロールや平泳ぎ、バタフライといった様々な泳ぎ方や、あるいは犬かきのような泳法ですら許容される、文字通り自分の好きなように泳ぎ方を選ぶことができる。 しかし僕は、自由型といえども、実際…
東京都が同性パートナー制度を導入するらしい。これはいいことだ。同性どうしのパートナー関係は、LGBT+Qなどの性的少数者の権利の認知が広まってきていることもあり、好意的に受け入れられるだろう。人の性的趣向はそれぞれなので、それの少数派がが市民権…
僕は幼少の頃から歴史ものの作品やコンテンツが好きだった。図書館にあるような「漫画日本の偉人伝」「世界の歴史」「日本の歴史」は全て読んだし、あるいは古代中国の三国志とか、安土桃山時代の群雄割拠の時代が好きだった。中学生の時、学校の空き教室に…
僕がSDGsについて知ったのは、3年くらい前だった気がする。当時働いていた会社で上司から、これからはSDGsが注目されるという話を聞いたのだ。僕はこういう頭文字だけを取った略語は、必ずその意味を調べることにしている。正式名称は、Sustainable Developm…
原子力発電のメリットを再評価しようぜ 僕は昨日書いたこのエントリで、脱原発や脱炭素がどれだけ僕たちのためにならないかを説明した。 junny-policies.hatenablog.com その中で僕は、脱原発の非効率性の説明の部分で、原発のリスクとメリットを誰もが見誤…
今年も冬の電力逼迫祭りである。寒い冬、いったい何がどのようになって、資源国家でない我が国日本が、クリーンエネルギーなどと寝言を吐いて許されるのか。よく考えるがいい。冷暖房も使えないような世界で夏の暑さや冬の寒さで死にたくなければ、今一度環…
米国で黒人男性ジョージ・フロイド氏が、逮捕の過程で警察に殺害されてもう1年以上が経つ。諸君はこの事件を覚えているだろうか。このエントリでは、セレブどもがよく唱えている反差別主義の欺瞞性や、人間に本能的に備わっている差別主義について考察してみ…
多様性とは非常に魅力的な言葉である。僕たちの社会は、多様性であることを目指している。しかしそれを実践するには大変な苦労と強い覚悟とが必要だ。このエントリでは、多様性を目指すことの辛さと、それが内包する自己矛盾について考察しようと思う。 多様…
少子化解消に打つ手なし。諦めようぜ news.yahoo.co.jp この記事にある通りベビーブーマーの出産適齢期が終わったので、少子化は二度と解消することはない。しかし、人工子宮工場を作ってそこで子供を量産すれば、一気に解決できるのではないか。 子供の数が…
オーストラリアとかいう全体主義専制国家(笑) オーストラリアは、国民に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付けるという。ワクチン接種をしない場合は罰金刑に処せられるという。 まったく、中国の専制主義が可愛く思えるほどだ。中国は専制主義であ…
自分の行く末がわかってしまった。将来への希望を失った 僕が20代の頃は、もう少し自分の人生を社会に貢献するために使おうと考えていた。もちろんその時から自分は結婚相手を得ることなく末代であることはわかっていた。それでも後に続く世代のために、少し…
ノーマスクだから社会不適合者なのか、社会不適合者だからノーマスクなのか。 今諸君がマスク着用に抵抗を感じていて、コミュ障や社会不適合者を自覚し苦しんでいるなら、今は自尊心を回復するチャンスかもしれない。大衆社会が誤っている時、社会不適合者の…
零戦三二型目当てで大刀洗平和記念館を訪れた 先日福岡に遊びにいったときのことである。大宰府参りの帰り道、僕は大刀洗平和記念館に立ち寄った。大刀洗平和記念館は、かつて国内有数の飛行場だった太刀洗飛行場の跡地に建てられた戦争博物館である。僕がこ…
記者会見はメディアと日本国民との「訣別宣言」 2021年10月26日、小室眞子さんの結婚会見。僕は記事化された内容を読んでいた。要約するとつまりこういうことであった。 「お前らメディアや週刊誌がよってたかって私の婚約者の家庭問題を面白おかしく取り立…
このエントリは2021年9月に書いたものだが、どうも10月に解散総選挙の機運が高まっているようだと報道されている。菅内閣は自民党の総裁選を見据えて、内閣改造やら党内人事やらいろいろ動かそうとしている。 自滅や失点ばかりの自民党 実際のところ、自民党…
東京オリンピックの誘致が決まったのは2013年のことだった。当時僕は、およそ60年ぶりに自国で開催される世界最大級のスポーツの祭典に、まったく興味がなかった。首都高が改修されて、また外環道の大泉IC以南が建設されるのなら、使いやすくなるので良し、…
保険は生存リスクに対応する 生命保険の所得保障保険の約款を眺めていて、ふと思いついたことである。僕たちはなぜこうした保険に加入するのか? 例えば今、脳卒中や心筋梗塞を起こした者がいるとする。本来ならその発症によって死んでいた者が、医療の進歩…
テレビを見るとバカになる テレビを見るとバカになる、とはよく言われたものである。僕も子供のときにそんなことを言われたような記憶がある。僕にそう教えたのは、親か祖父母か覚えていないが、どうも僕はこの教えは相当程度正しいものだと思っている。 当…
6万8千人の観客を集めたEURO決勝戦 2021年7月11日。EURO2021決勝戦。会場となったイギリス・ロンドン郊外のウェンブリー・スタジアムには、6万人を超える大観衆が詰めかけたという。 ロンドン中のパブやバーにはスリーライオンズを応援するサポーターが集ま…
コロナの恐怖<<<春の行楽 2021年5月のGWは緊急事態宣言真っ只中だというのに、各地の行楽地、観光地への人出はなかなか盛況であるらしい。これは素晴らしいことだ。日本国民はコロナ禍がどのようなものかを理解しつつある。それは大して脅威ではなかった…
90歳まで働くとかいう地獄 人生の大半は仕事であるといわれる。あたかも仕事は人生の大前提であるかのようだ。仕事のために生きる人間というのは減った感はあるが、仕事そのものは未だに人生の主要価値としてみなされている。その点に誰もが疑問を抱いていな…
小泉進次郎環境大臣は、「プラスチック資源循環促進法案」の改正について、コンビニなどで提供されるプラスチックスプーンの有料化を検討していると述べた。飲食店や小売店での使い捨てプラスチック製品の削減が義務付けられ、どう考えても末端のコンビニ店…
若い女性が自殺した2つの事件 あるリアリティ番組で、美人プロレスラー木村花さんが自殺したことを覚えているだろうか。 僕はテレビを見ないのでわからないのだけど、写真で見る限り木村さんは大変可愛らしい女性だという印象を受けた。そんな彼女は、リアリ…
おそらく多くの人々は、新型コロナで死ぬことは心配していない。それよりも失業することや収入低下を心配しているだろう。僕もその1人だ、僕の思う生存の懸念をまとめてみよう。 緊急事態宣言が憲法第13条や22条違反である可能性 日本国憲法第13条は、個人の…
新年早々、大変残念なニュースだ。最短で2021年1月8日頃に、第2回めとなる緊急事態宣言が発令されるらしい。 ポピュリズムが先行した緊急事態宣言 2020年末にかけて新型コロナの陽性者数が増加傾向にあり、国民の間では不安が高まっていた。その流れで12月17…
天皇制の危機につながる眞子様結婚問題 そもそも立憲君主制たる日本国でなぜ天皇家が、皇族が暮らしていけるのか。それは彼らが日本国の象徴であり、その安寧と平和の体現者であると見なされているからだ。そしてあらゆる意味で、天皇家は国民が納得する規範…