非モテ恋愛弱者のブログ

旧「非モテ系のままで生きていくブログ」から、恋愛弱者男性ブログに進化しました。レベル36の限界中年/異常独身/非モテのブログ。もう人生折り返しました。残りの人生を頑張らないで生きていこうと思います。なおこのブログには、モテる方法は1つも書いていません。

☆スポンサードリンク☆

恋愛弱者は失恋後どう立ち直るか?「新たな恋を探す」のは無理だよな

今、フラれて失恋した全ての人が、これからどう立ち直ればいいのか?という疑問を抱えて右往左往しているだろう。恋愛系のサイトやメディアで言われているのは、「仕事に精を出す」「傷心旅行に行く」「趣味を楽しむ」ことを提案している。それはそれで誤りではないと思うが、恋愛弱者の1人として僕が最も困難な立ち直り方だと思うのは「新たな恋を探す」だ。

junny-policies.hatenablog.com

実際のところ、失恋して数週間の間は、メンタルが手酷いダメージを負っている状態である。この状態では仕事も趣味も、まるで何も手がつかない。なのですぐに行動を起こすことは得策ではないし、無理に何かをやる必要はないまずはじっくりと傷心に向き合うこと。仕事に支障をきたさない限り、数週間程度なら、そうやって極限まで落ち込むというプロセスは、悪くないと思われる。

問題はその次だ。失恋から回復し始めると、徐々に活力が戻ってくる。それこそそのタイミングで趣味でも旅行でも何でもやればいい。様々な恋愛系メディアでも、そのことが提示されている。そして同じレベルの扱いで、失恋したならば新しい恋を探す、という解決策が鉄板として紹介されている。

まぁ確かに、心の真ん中に、失恋してショックを受けるほど好きだった相手の形をした穴が空いている状態だから、それを埋める別の誰かを探すというのは、一見理にかなっている。しかし、僕のような恋愛弱者男性にとって「新たな恋を探す」のハードルはとても高い。

僕が思うに、僕たちのような恋愛弱者は、大前提として、恋愛する相手を見つけることができない。そもそも僕たちの恋愛性向として、僕たちが好きになるのは、よほど外見が好みであるか、年単位で交流を深めて内面をよく知る相手に限られる。僕たちの恋愛観は、マッチングアプリや婚活などの、出会って数分で相手を恋愛対象かどうかを判断するようなサービスには、まるで適していない。

とするとそれ以外のチャネルで、具体的には友人の紹介や職場などで、恋愛相手を見つけなければいけない。しかし恋愛弱者というのは得てして友人弱者でもあるため、失恋したからと言ってすぐに新たな相手にありつくことも困難を極める。職場は職場で、確かに年単位で交流を深めて内面を知るには都合がいいが、何人もの女性に声をかけまくるワケにはいかない。

付け加えると、僕たち恋愛弱者が失恋して酷く傷つくのは、「次がない」からだ。普通以上の見た目や恋愛適齢であれば、「次」があるものだが、僕のように30代の後半を迎えてしまうと、いよいよ次がない。だからこそ慎重に事を進めるべきであったのに、何かを誤ってしまったから、あのデートが最初で最後になってしまったのだ。後悔先に立たずで、こういうときはいつも取り返しがつかない。

そうなると、「次がない」僕たちにできる立ち直り方は、勉強するとか、鍛錬するとか、そういう内向的な方面に限定されることになる。もちろん、僕たちが勉強したり鍛錬したりすることでは誰も何も得しないため、誰からも何の評価されることがないのは、本当に詮無いことだ。好きだった人も、これから好きになりうる人も、誰も僕に興味などないのだから。

その意味で、僕たち恋愛弱者男性は、やはり恋愛をするべきではなかったのだ。にも関わらず僕たちは、誰かを好きになってしまう。恋愛感情は本能的なホルモンの作用であり、どうしても制御できるものではないというわけだ。本当に詮無いことだ。恋心さえなければ、どれだけ僕たちは幸せだっただろう。しかし恋心があったからこそ、幸せを感じる瞬間も確かにあった

junny-policies.hatenablog.com

恋愛はたまに僕たちに幸せな瞬間をもたらしてくれるが、結果として必ず失恋という不幸を連れてくる。その度に僕たちは、恋愛なんて二度としないと心に誓う。その間僕たち傷心の恋愛弱者を癒やしてくれるのは、時間だけなのだろう。

☆スポンサードリンク☆