非モテ恋愛弱者のブログ

旧「非モテ系のままで生きていくブログ」から、恋愛弱者男性ブログに進化しました。レベル36の限界中年/異常独身/非モテのブログ。もう人生折り返しました。残りの人生を頑張らないで生きていこうと思います。なおこのブログには、モテる方法は1つも書いていません。

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脱原発とか脱炭素とかって無理ゲーだよな

今年も冬の電力逼迫祭りである。寒い冬、いったい何がどのようになって、資源国家でない我が国日本が、クリーンエネルギーなどと寝言を吐いて許されるのか。よく考えるがいい。冷暖房も使えないような世界で夏の暑さや冬の寒さで死にたくなければ、今一度環境保護政策について検討するべきだ。

僕は今、環境問題とか脱酸素とかSDGsとか言っているアホな環境主義者どもに辟易している。僕はこのエントリで、これらの問題に取り組むことがどれだけ無理ゲーであり、かつメリットに欠けるかを語ろう。

僕自身はもともと環境保護派だった。それは僕の母親がそうだったからだ。僕は母親に影響されて、牛乳パックやプラスチックの食品トレーのリサイクルだのに精を出していた。母親が有機栽培の食品を好んだこともあって、農薬は環境汚染であると信じていたし、地球温暖化を防止しなければいけないと本気で考えていた。

もし僕がよりまともで裕福な家庭に育っていたら、きっとグレタ・トゥンベリさんのような環境活動家になっていただろう。しかし幸いにも、僕はそうはならなかった。若い頃は日々の生活を乗り切るので精一杯だったのと、今ようやく快適さの意味で多少マシになった住環境を手放すわけにいかなくなったからだ。

資源国家ではない日本において、エネルギー政策は非常に重要である。欧米のリベラルどもや環境主義者どもは、しきりに二酸化炭素削減とか言ってカーボンニュートラルだのゼロ・エミッションなどと騒いでいるが、僕が思うに、日本はそれに追随する必要はない。そんなものは環境ロビイストに適当にやらせておけばよろしい。

僕は今、本当に、こういう欧米の環境保護ロビーの流れに乗せられて、脱原発とかクリーンエネルギーとか主張する環境主義者に憤っているのだ。この連中は僕にとって、今の僕の快適な生活を阻害する要因になる。そういうわけでこの環境主義者は僕の敵だ。

再生可能エネルギーによる安定供給を!火力反対、原発反対、料金値上げ反対

環境主義者どもは一体何をしたいんだ。この連中は、好ましいものにはコストやデメリットがともなうという、物事のあまりにも基本的なことを理解していない程度に幼稚である。

そもそも大前提として、僕たちの住む日本国では、現代産業のエネルギー源となる原油はほとんど採掘できない。よってそれを輸入石炭や石油で賄っているのであるが、この火力発電を削減しようという環境主義者の主張が、僕には全く理解できない。

火力発電は確かに二酸化炭素硫黄酸化物、窒素酸化物などの発生原因となるが、環境面の対策で言えば、日本の発電システムは脱硫装置や二酸化炭素を回収する技術などとセットになっているので、いうほど環境面の負荷は高くない。

原発にしてみてもそうだが、二酸化炭素やその他の酸化物を排出せずに大量のエネルギーを得られるのは大きなメリットだ。

www.enecho.meti.go.jp

資源エネルギー庁の資料によれば、100万キロワットの出力を得るのに必要な濃縮ウランは、10トントラック2台分である。一方で同出力の石油発電は、大型タンカー7.75隻分、重量にして95万トンである。同じく石炭なら250万トンが必要だ。燃料の総重量もそうだが、これだけの資源を輸入するだけのコストも相応に高くなる。

そういう意味で、原発というのは非常に安価なのである。ただ一度事故が発生した場合の放射能汚染被害のリスクが高いというだけだ。そして僕は、それすらも一種の風評被害、つまり原発事故と聞いて条件反射的にチェルノブイリ原発事故のような第事故を想起して騒ぎ立てる大衆どもの無知によるデマ騒ぎだとすら考えている。

この点について、原発のリスクとメリットについては、実は正しく評価されていないのではないかという疑念を僕は持っている。これについては長くなるので、別のエントリに譲ろう。

junny-policies.hatenablog.com

再生可能エネルギーは高コスト、低安定性という補助電力でしかない

さて、もちろん原発も火力発電もやめてしまえという主張をするのはいい。ならば僕は問おう。この原発と火力発電から大量に、安価かつ安定的に賄えていた電力は、どこから調達するつもりなのか。風力や太陽光発電などの再生可能エネルギーで、そもそも全量を安定的に置き換えることができるのか。風車を何本立てて、太陽光発電所を何万ヘクタール準備する必要があるのか。また、置き換えることができたとして、どれだけ電力価格が変動するのか。

地熱発電水力発電は、適した場所が少ない上に建設費も高く、1基あたりの出力も低い。波力発電や風力発電は、産業用の大電力を賄うなら大量に建設する必要があるし、自然の力である分出力の安定性に欠ける。風力や波力発電は、風や波が起こらなければただの置物だ。太陽光発電は、晴れでなければただの反射板だ。

環境主義者はコスト意識に欠けている

結局、日本のような電力大消費国で、再生可能エネルギーによる発電でそれを賄うなら、大量に発電所と送電網を整備する必要があり、この設備投資は当たり前のように、そのまま僕たち消費者に跳ね返ってくる。環境主義者どもは、そのコスト増を負担する覚悟で、火力発電や原子力発電を停止しようというのか?あるいはそのコストを、僕たちの了解なしに僕たちに押し付けようというのか?

そんなもの、全力でお断りだ。

つまり、日本のエネルギー源を、再生可能エネルギーに切り替えろというのか。それらはいずれも抵抗率・高コストである。結局、火力や原子力のような、熱源+水蒸気とタービンによる発電のほうが圧倒的に効率がいいのだ。

再生可能エネルギーの方が効率がいいなら、産業界全体がとっくにそれに置き換わっているはずだし、そうなっていないのなら、つまりそれは効率が悪いため、置き換える価値がないということなのだ。

原発再稼働という現実的対応

最適解ではないものを推進すると、社会全体のコストが高くなり、誰も何も得しない。産業界はそのあたりをよく心得ているし、また僕は環境主義者どもの要求により、そんなコストを僕が負担することを許容しない。つまるところ電力構成は、少なくとも現状維持で全く問題ないし、今のような原油価格がこれだけ高騰している時勢ならば、原子力発電所を再稼働するべきだ。

環境主義者のバカどもが原発再稼働に反対するせいで、僕たち庶民は、原油価格の上昇による電気料金の値上げと、電力逼迫によるブラックアウトのリスクに晒されているのだ。そういうわけで環境主義者や反原発派は、僕たち庶民の敵である。この連中は僕たち庶民が電気料金の値上げに苦しんだとしても、環境のためだとかいって抑圧してくるに違いない。

オール電化ハイブリッド車の欺瞞

環境主義の製品の中で僕が納得いかない最たるものは、オール電化ハイブリッド車などの、クリーンエネルギーとされている一連のサービスや製品だ。

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「CO2を排出しないので地球環境にも優しい!」という宣伝文句でこれらのサービスを購入するのは、2つの意味で欺瞞的である。1つ目は、製品の製造過程における二酸化炭素排出を(おそらく意図的に)無視していること。2つ目は、そもそもこれらの消費財は中古品が出回っており、新品を製造するよりも、既存の中古を必要なだけ修理して使うほうが、使用する資源量は少なく済むことである。

オール電化は住宅なのでともかく、自動車で言えば、中古車を修理しつつ延々と乗り続けることが最も資源を大切にすることなのだ。新車を買えばその分資源を消費する。

本来環境負荷を第一に考えるなら、新車や新築住宅などを買わずに、すでにある中古自動車や中古住宅を修理して使うのがもっとも環境負荷が低い。この点を環境主義者は誰も指摘しないので、欺瞞的だと言うのである。環境主義者諸君は、環境負荷を減らして資源の消費を抑えたいのか、環境問題への関心が高い善良な地球市民を名乗りたいのか、一体どっちなんだ。

ハイブリッド車については、最近水素を使った燃料電池で走行する水素自動車なるものが出回り始めている。確かに水素と酸素を使うので排出物は水だけという、見た目上は非常にクリーンである。

同じ理屈で、その燃料となる液化水素を製造するための環境負荷は、見えないだけで実際に発生している。液体水素を製造する水蒸気改質の工程での電力消費はもちろん、その原料には天然ガスなどの炭化水素が使われているので、結局二酸化炭素が発生しているのだ。

核融合発電という夢の技術を実用化しよう

低リスクで安定して大量の電力を得るなら、核融合発電の研究に大いに投資するべきだ。僕は別のエントリでも書いたが、ウ○コ製造機に成り下がった老人どもを延命させるために社会保障費をつぎ込むくらいなら、同額を核融合発電の研究に投資したほうがいい。

junny-policies.hatenablog.com

老人どもに投資してもウ○コを垂れ流すだけだが、将来的に核融合発電が実用化すれば、石炭や石油などの化石燃料のコストは必要最低限で良くなり、電力価格は大幅に下がるはずだ。僕たちの生活もそうだが、産業界の電力コストが下がれば、それらは消費者である僕たち自身に還元される。

火力発電の必要性も下がるので、環境主義者の言うところの二酸化炭素の排出も抑制できるだろう。エネルギー問題も解決する。このように、僕たちの便利な生活を損なわずに環境改善に取り組もうという、すべての人々にとってメリットのある可能性を語るのが、本来の環境主義者の役割ではないのか。

諸君らよりも僕のほうが圧倒的に環境主義者である。一体諸君は何をやっているのだ。美徳シグナリングか。つまり諸君は環境のことなど何も考えておらず、ただ環境保護を訴えるだけで善人として振る舞いたいだけなのか。環境保護を訴えるなら、もっと現実的になれ。環境問題に真面目に取り組め。キレイ事ばかりを語るな。汚い真実を語れ。

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