非モテ弱者男性のブログ

旧「非モテ系のままで生きていくブログ」から、弱者男性ブログに進化しました。レベル36の限界中年/異常独身/非モテのブログ。もう人生折り返しました。残りの人生を頑張らないで生きていこうと思います。なおこのブログには、モテる方法は1つも書いていません。

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世界一貧しい大統領のインタビューが名言すぎる件

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ホセ・ムヒカは、ウルグアイ東方共和国の第40代大統領である。任期2010年3月~2015年2月。世界一貧しい大統領として有名で、自分の個人資産として所有しているのは1987年製のフォルクスワーゲン・タイプ1(ビートル)のみであるという。

ムヒカ翁が以前フジテレビ「Mr.サンデー」インタビューで語ったことに、僕はすごく共感してしまったので、ここに記しておくものである。

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ムヒカ翁は、公的な大統領専用機を所有していない。外遊の際には他国の政府専用機に相乗りさせてもらっている。写真はメキシコのエンリケ大統領専用機に同乗したムヒカ翁。

ムヒカ翁の発言は、物質文明にどっぷり浸かっている我々に、豊かさについて根本的な問いを投げかけるものである。今でなくてもいいが、僕たちは人生の節目ごとに、豊かとか、裕福とか、幸せについて考え直すべきである。

私はみんな 豊かさというものを勘違いしていると思うんだよ
大統領というのは多数派が選ぶのだから
多数の人と同じ生活をしなければいけないんだ
国民の生活レベルが上がれば自分もちょっと上げる
少数派じゃいけないんだ

幸せとはものを買うことと勘違いしているからだよ
幸せは 人間のように命あるものからしかもらえないんだ
物は幸せにしてくれない
幸せにしてくれるのは生き物なんだ

私はシンプルなんだよ
無駄遣いしたり色んな物を買い込むのは好きじゃないんだ
その方が時間が残ると思うから
もっと自由だからだよ
あまり消費しないことで
大量に購入した物の支払いに追われ
必死に仕事をする必要がないからさ

根本的な問題は 君が何かを買うとき
お金で買っているわけではないということさ
そのお金を得るために使った「時間」で買っているんだよ
請求書やクレジットカードローンを支払うために働く必要があるのなら
それは自由ではないんだ

君のように若い人は
恋するための時間が必要なんだ
子供ができたら
子どもと過ごす時間が必要だし
友達がいたら
友達と過ごす時間が必要なんだ

働いて 働いて 働いて
職場との往復を続けていたら
いつの間にか老人になって
唯一できたことは請求書を支払うこと
若さを奪われてはいけないよ

あたり前のことだが、僕がお金を使うときは、そのお金を得るために使った時間でそれを買っている。そうだ、例えば僕が焼き肉ランチを食べに1500円を使ったとすると、僕の労働のおよそ30分に相当し、その焼肉ランチを買っていることになる。高級車を500万円で買えば、僕の労働時間の1年分以上の時間を使って買うことになるわけだ。そして請求書は毎月やってくる。毎月のようにくる高額な請求書を払うために、僕は今日も明日も働く必要がある。働いている以上は、自分に時間の裁量権はない。つまり不自由なのである。

そしてそれは、いろいろな物を買わずにいれば、買うための金が必要なくなり、働くために時間を使う必要もなくなる。こうして自分自身はもっと自由になり、人や動物などの命あるものとふれあう時間が増えることによって、もっと幸せになることができるのではないか、ということである。幸せとは、自分の時間がふんだんにあることである

その他、僕がムヒカ翁の発言で素晴らしいと思った発言は以下のとおりである。

(2012年リオ会議でのスピーチにて)

貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、
無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことである

この2行、どこか仏教の教義に似ていることはないだろうか。無限の欲、つまり何かを欲しがったりする欲望は、仏教では執着と言われる。これに囚われている限り、人間は解脱することができず、輪廻転生を繰り返すというのが仏教の教えである。

南米の小さな国の指導者が、おそらく触れたこともないであろう東洋の代表的な宗教思想と通底することに感銘を覚える。2000年前にそれを語ったブッダがすごいのか、それとも時空を超えてブッダと似たようなことを語るムヒカ翁がすごいのか。

Time is money(時は金なり)と昔の人は語った。
僕が考えるところによれば
Time is life(時は人生なり)である。

人生は短い。僕の時間が、僕の人生が、僕の自由にならないような生き方をするべきではないと、僕は改めて決意したのである。

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