とある喪男の雑記ブログ

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【國鐵廣島終了へ】JR西日本広島地区から115系が引退。227系に統一へ

「國鐵廣島」が終了へ

115系103系105系などの国鉄型車両がのんびりと余生を過ごしていたJR西日本広島地区。金沢、岡山、新潟の各地区と同じように、JRになってからも車両自体は国鉄時代のものしか運用されておらず、鉄道ファンの間では、「國鐵廣島の名で親しまれてきた。しかし金沢に521系が、新潟にはE129系が導入され、国鉄型車両(主に115系415系)の運用はごくわずかとなってしまっていた。すでに「国鉄」の名を冠することができるのは、「国鉄岡山」ことJR西日本岡山支社くらいのものだろう。

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国鉄がJRになってから30年経っても未だに国鉄呼ばわりされるのもどうかと思うが。

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広島地区では2017年ごろから、JR西日本が誇る最新鋭車両227系「レッドウイング」の配備が急速に進められてきた。それでもなお、これらの国鉄型車両はほそぼそと生き残っていた。

2018年12月14日にJR西日本が発表した、2019年春(3月16日)のダイヤ改正。すでに目にした読者もあるだろうが、JR西日本広島支社管内の山陽線呉線可部線においては、全列車を227系に統一するという。

山陽本線の広島支社管内は、下関〜糸崎間と長い区間に渡っているが、今回のダイヤ改正によって、この区間において使用される列車はすべて227系となる。

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広島駅で出発を待つ227系。直流電化区間はすべてこの227系に統一される。115系は運用を終了し、引退・廃車となるだろう。今回のダイヤ改正は、文字通り「國鐵廣島終了のお知らせ」であった。広島にも近代化の波が押し寄せたのだ。

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227系の、フルカラーLEDの方向表示器。行き先を示すのと交互に、「がんばろう!広島のスローガンが表示される。広島は2018年7月の豪雨災害で大きな被害を受けたのだ。呉線などの地方路線も被害を受けたが、このスローガンを合言葉に、復興を着実に進めている。

国鉄型車両を愛する僕は、広島地区で余生を過ごす115系の勇姿の撮り納め・乗り納め旅行を計画した。行程は2日。広島を拠点に、岩国と呉をそれぞれの目的地に設定し、合間合間に駅撮りをするのだ。

僕は仕事の休みを調整し、夜行高速バスで早朝の広島駅に到着した。

広島駅で115系を撮影する

さて、最初の目的地岩国に向かうため、山陽本線のホームで待つ間に、発着する115系を撮影していく。

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といっても、その多くはすでに227系に置き換わっており、115系の姿はごくわずかである。

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なんと、岩国行きとしてやってきたのは115系R-01編成。迷わず飛び乗る。そして僕は、これが115系の乗り納めになることを予感していた。

岩国駅115系を撮影する

広島駅から50分。僕は、抵抗制御+MT54電動機の走行音と、コイルばねでガタガタと揺れる良いとはいえない乗り心地を存分に堪能した。固定クロスシートの直角の背もたれは、僕の腰を少々痛めつけた。そうして僕を乗せた115系は終点の岩国駅に到着した。

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岩国のほうが多少115系の姿が多く見られる感があるが、電留線にもしっかりと227系の姿もある。岩国も広島支社管内であるが、今回227系に置き換わるのは広島近郊圏であるため、岩国以西では引き続き115系は残存する見込みだ。

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115系2000番台L-09編成。体質改善により転換クロスシートに入れ替えられ、座り心地も改善されている。

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電留線に留置されていた115系3500番台。レアな2ドアの編成で、真ん中の2両は、同じく2ドアの近郊型電車117系のモハユニットを流用したものである。編成数も少ないし、きっと会えないだろうと思っていた。そしてこの写真を撮影した後、すぐに貨物列車にかぶられた。この幸運に感謝。

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留置されている115系L-08編成。

ちなみに岩国駅では、非電化路線である岩徳線用のディーゼル車を撮影することができる。ついでに、というわけでもないが、関東在住の僕にとってはあまり出会える車両ではないので、しっかり撮影しておく。

留置されていたキハ40系。

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同じく留置されていたキハ47系。岡山のものと違い、全体的にクロスシートになっている。

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EF210型電気機関車に率いられた長大な貨物列車が通過していく。

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結論からいくと、可部線呉線山陽本線ともに多くの車両が227系に置換えられており、僕が往路で乗れた山陽本線岩国行きの115系が本当に乗り納めになった。そしてこの後僕は呉方面にも足を伸ばすのだが、往復ともに227系に乗ることになった。

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115系ラストショット

行程最終日。夜行バスの乗車時間が来るまで1時間ほど粘ったが、やはり発着する列車は227系ばかり。特急列車もないので少々飽きも来ていたが、なんとか2編成、撮影することに成功した。

こちらは115系F-16編成(広島発岩国行き)。

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おそらく僕にとってのラストショットとなる115系。編成番号を失念するという間抜けを晒す。

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いよいよ運用本数が少なくなってきた115系。あくまで僕の考察だが、おそらく広島地区への227系導入が一段落したら、次は和歌山地区を走る紀勢本線105系117系が標的になるだろう。もともとJR西日本は、紀勢本線への227系投入をアナウンスしていたし、僕もそんなエントリを以前に書いた。おそらくそちらが先だろうから、そういう意味で国鉄岡山はしばらく終わらない。115系に会いたければ岡山へ行くといいのかもしれない。

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その他にも115系が残存していないわけではないが、例えば湖西線115系は(117系とあわせて)遠くないうちに225系に置換えられるだろう。

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「ピーマン」こと湖西線115系。京都駅にて撮影。

第三セクターではあるが長野県のしなの鉄道の主力も115系。だがこちらは今後7年かけてE129系に置き換えていくことがすでに発表されている。そう考えると、意外にも、最後まで115系が残るのはしなの鉄道かもしれない。

ちなみにしなの鉄道115系置き換えは、故障の頻度増大に加え、部品調達が困難になっていることが理由とされている。ならば、広島から大量に115系が余剰として廃車されるので、部品取りとして購入すれば115系が延命できるのでは?とも思ったが、製造から40年以上も経過し、寒冷地で酷使されている車体をそうまでして維持する必要性もあるまい。多分その後の整備コストを考慮すると、E129系のほうがコストパフォーマンスに優れているだろう。

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しなの鉄道115系。一部の編成には懐かしのスカ色塗装など、リバイバル塗装が施され、鉄道ファンを楽しませてくれる。

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2019年春のダイヤ改正まであと2ヶ月と少し。乗り納め、撮り納めをしていない人は、早めに広島まで足を運んだほうがいい。

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