非モテ弱者男性のブログ

旧「非モテ系のままで生きていくブログ」から、弱者男性ブログに進化しました。レベル36の限界中年/異常独身/非モテのブログ。もう人生折り返しました。残りの人生を頑張らないで生きていこうと思います。なおこのブログには、モテる方法は1つも書いていません。

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レンタサイクルで修禅寺奥の院にお参りしようぜ

修善寺静岡県伊豆半島中央部にあり、弘法大師空海ゆかりの温泉と古い歴史をもつ寺院があることで有名である。

特急踊り子号の運用から撤退すると思われていた185系電車に乗り納め、終着駅である修善寺駅に到着した僕は、早速修善寺の観光を開始することにした。

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なお本エントリでは、修寺と修寺という用語が登場するが、違いは以下の通りである。

修善寺修善寺温泉などの地名
修禅寺修善寺地域内にある曹洞宗寺院の名称

修善寺は、観光名所である修善寺温泉修禅寺、そこから少々離れた湯舟地区に修禅寺奥の院がある。修善寺駅から修善寺温泉方面へはバスが運行されているが、目的地の1つである修禅寺奥の院までは公共交通機関が通じておらず、タクシーか徒歩という手段しかない。

実際のところ、修善寺市街地から奥の院までは5kmほどあり、また奥の院伊豆高原の中腹に位置しているため、登り坂が続くルートとなる。このようなアクセスであるから徒歩で向かうのは現実的ではない。そういうわけで今回は修善寺駅を起点に、レンタサイクルを調達することにしたのである。

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レンタサイクルのショップのスタッフによれば、奥の院に向かうにあたりオススメルートがあるという。土地勘もない場所なので、僕はそれに従うことにした。

修善寺駅から南方に、旭滝という有名な滝があるという。まずはそこに向かい、その後修善寺市街地を巡り、その中に修禅寺が含まれる。その後は5kmほど自転車を走らせて湯舟地区へ向かい、奥の院に参拝して帰還する。全行程で20kmほどの行動ルートとなる。

旭滝

というわけで早速旭滝を訪れてみる。

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旭滝は高さ100mを超える名瀑であり、また水が流れ落ちる面は規則だった六角形をなしている。これは柱状節理といって、溶岩が冷えて固まったものである。柱状節理が露出していることは地学的には重要なのだが、あまり人気はないようだ。

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旭滝から修善寺市街地まではわずか10分ほどの道のりである。桂川の清流の周囲に温泉や宿泊施設が並ぶ。修善寺温泉弘法大師空海ゆかりの名湯であると評されているが、無味無臭のアルカリ単純泉であるため僕の好みではない。

日枝神社

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修禅寺に隣接するように、立派な神社が建っている。

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参道の脇には巨大な杉の木が圧倒的な存在感を放っている。

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こちらは「夫婦杉」といい、1つの根から2本の巨木がそびえ立つ。

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日枝神社拝殿。

修禅寺

目的地の一つである修禅寺弘法大師が創建した深い歴史のある寺院である。しかし温泉街という土地柄もあり、多くの参拝客で賑わっており、静謐な雰囲気とは程遠い。

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修禅寺の門前には美しく花が咲き誇る。

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修禅寺の揮毫は、明治三筆の一人、副島種臣という人物によるものである。

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寺院の門を守護する金剛力士の吽像。背の高さはちょうど人間くらいで、やや小ぶりに思える。

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16の羅漢像が参拝者を見守っている。

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本堂。堂内は立入禁止のため、お参りのみ。

本堂の脇にある宝物殿には、大日如来座像や釈迦如来像、密教道具などの貴重な仏具仏像が展示されているため、あわせて見るのもいい。

源頼家の墓と指月殿

修善寺は源氏が滅びた地としても有名である。修善寺温泉街の周囲には、多くの源氏ゆかりの遺跡が残っている。

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指月殿は鎌倉時代初期の建物にして、修善寺地域では最も古い建物である。鎌倉幕府二代将軍源頼家の冥福を祈って、北条政子が建立した堂である。

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指月殿内に安置される、鎌倉時代の釈迦如来坐像。右手に持った蓮の花が特徴で、通常の釈迦如来像にはない作風である。表面には黄金が残っており、屋内に安置されていたためか、保存状態は良さそうだ。

ところで、指月殿の裏山は鹿山というが、その山中には源義経像があるという。僕はそれを見に、少々山を登ることにした。

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登山中に見つけたのは、岩屋観音とおしゃぶり婆さん。子宝に恵まれるよう祈りが込められている。

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源義経石像。ここまで来るのには、数百メートルもの急な登山が必要である。体力に自信のない方はおすすめしない。

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源頼家墓所

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源頼家の家臣十三士の墓。源頼家は北条氏との確執により暗殺されたが、十三士はそれに対して北条氏に対して謀反を企てた。しかし挙兵前に発覚し、こちらも誅殺された。

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太平洋戦争においてビルマ方面で戦士した兵士の供養のために建立された十三重石塔。指月殿近くにある。

独鈷の湯

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桂川の清流。右手には足湯である独鈷の湯が見える。

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独鈷の湯の近景。多くの観光客が観光の疲れを癒やしている。僕もその仲間に加わった。耳慣れない言語が飛び交っている。どうやら中国からの観光客が多いようだ。

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独鈷の湯の裏手の住宅街の外れのほうに佇む、源範頼墓所。範頼は源頼朝の六男で、頼朝に忠実に仕えていたが、頼朝から謀反の疑いをかけられ修禅寺に幽閉され、その後誅殺されたという。

竹林の小径

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ここからは竹林の小径を進み、いよいよ奥の院へと向かうことにする。

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両岸にはもみじが色づき始めている。桂川にかかる朱色に塗られた橋とのコントラストが美しい。紅葉の季節になったならば、それはとても美しい景色が広がるだろう。

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廃墟と化した旅館の跡を対岸から眺めるのも悪くない。温泉街にはよくある光景の一つだからである。

修禅寺奥の院

竹林の小道を抜け、湯舟川に沿って山道を登っていく。

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このような感じの上り坂が続く。Google Mapによれば、修善寺から奥の院までの5kmほどの道のりで300mも標高が高くなるのだが、実際のところ後半の2kmほどで一気に標高が高まるため、ペダルを漕ぎ進めたことで一気に体力を消耗する。

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のどかな田園地帯が広がる。

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道中にはいろは唄の石碑が建つ。「いろはにほへと」の順に奥の院に近づいていく。「あさきゆめみし」のあたりでようやく終わりが見えてきた感があり、少々の安堵を覚える。

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ひどく疲労しながらも奥の院に到着し、階段を登る。修禅寺は多くの参拝客で賑わっているが、こちらの奥の院は全く人がいない。

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阿吽の滝。弘法大師は修行の身にあるとき、この地において修行し、襲いかかってくる魔を退治したという。滝がただ落ちる音しか響いてこず、全く無心になれる場所である。1人で物思いにふけるには最適だ。

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弘法大師の修行石である「降魔壇」。数多くの小型の石仏がそれを守っているようだ。

そして帰りは下り坂が続くため、なんと軽快であっただろうか!

もともとは185系で運行される踊り子号の乗り納めということで何気なく訪れた修善寺。市街地は温泉街としての賑わいを見せるが、奥の院の静謐さは特筆するべきものがある。奥の院に限っては、家族やグループなどであれば訪れなくとも良さそうだが、一人になりたい人が訪れるなら大変オススメである。

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