南太平洋の楽園フィジーへの直行便が復活!2018年7月から週3便の運行開始
フィジー共和国は、南太平洋に浮かぶ小さな島国で、ビーチリゾート地としても有名である。
しかしながら日本国内ではいまいち知名度が低く、グアムやハワイ以外の定番以外のビーチリゾートとなると、ニューカレドニアやモルディブなどが選ばれることが多い。それはやはり交通の便にある。ニューカレドニアはエアカランが、モルディブはスリランカ航空がそれぞれ日本からの直行便を運航しているのだ。一方でフィジーへの直行便は2009年を最後に途絶していた。
それ以降、フィジーへ行くには大韓航空のソウル経由便か、キャセイパシフィックの香港経由便を使うのが一般的であった。
ソウル経由でフィジー:ナンディ国際空港に到着した大韓航空のエアバスA330-300型機。
キャセイパシフィック航空利用の場合は、香港経由の便となる。
今回日本からフィジーへの直行便を運行するのは、フィジーの国営航空会社である「フィジー・エアウェイズ」である。成田国際空港から、フィジーの玄関口であるナンディ国際空港への便が設定される。
スカイスキャナーなどのオンライ航空券予約サービスでは、既に7月以降のフィジー方面の便においてフィジー・エアウェイズの便がヒットするようになっている。航空券だけであれば8万円台から探せる。
そして個人旅行で手配する場合、日本出発便、フィジー出発便ともに火・木・金の各曜日に運行する。
ナンディ国際空港に駐機するボーイング737型機。塗装はフィジー・エアウェイズの前の社名であったエア・パシフィックのものとなっている。
かつてはジャンボジェットことボーイング747型機も保有していたが、運用を終了している。
日本便の使用機材は、現時点で僕が調べた限り情報はなかった。推測をしてみるに、フィジー・エアウェイズが保有する機体の中で8000kmを超える航続距離性能をもつものはエアバスA330-300くらいなので、おそらくそれが割り当てられるのだろう。
https://www.fijiairways.com/media/814890/a330-300-seat-map.pdf
エアバスA330-300のシートマップ。2-4-2のワイドボディ機で、窓側の人でも通路に出やすい座席配置となっていて、国際線においてトイレに行きたい乗客に優しい。
フィジーの玄関口、ナンディ国際空港。
インターコンチネンタルホテルのプライベートビーチでは乗馬を楽しめる。
手付かずの自然と美しいビーチという観光資源に恵まれながら、これまで日本と距離があった感のあるフィジー。これからのプロモーション次第なところはあるが、フィジーに滞在した経験ある1人の旅行者として、とても応援したいところである。