非モテ弱者男性のブログ

旧「非モテ系のままで生きていくブログ」から、弱者男性ブログに進化しました。レベル36の限界中年/異常独身/非モテのブログ。もう人生折り返しました。残りの人生を頑張らないで生きていこうと思います。なおこのブログには、モテる方法は1つも書いていません。

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日本国内で一式戦闘機「隼」を見られる場所まとめ

旧日本海軍零式艦上戦闘機と、同陸軍の一式戦闘機「隼」。どちらも太平洋戦争期の日本軍の主力戦闘機として名高い機体である。今でこそ知名度零戦のほうが上だが、当時は加藤隼戦闘隊の活躍もあり、どちらかというと一式戦闘機のほうが人気があったらしい。

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一式戦闘機は機動性と加速性に優れていて、敵機に後ろに付かれても急加速や急旋回によって躱すことができた。しかし武装が貧弱で、初期型は機首の7.7mm機関銃2門のみ、後期型でも同12.7mm機関銃2門のみだった。翼面荷重を下げつつ高機動を確保するためには主翼の強度を高める必要があったが、そのため三層桁構造の主翼を採用したことから、主翼内に機関銃を装備することもできなかった。

このように、一式戦闘機は機動性に優れるが火力が貧弱な機体、というのが一般的な評価だが、12.7mm機関銃装備機は、太平洋戦争中期以降も対空戦闘でそれなりに戦果を上げた。零戦も一式戦闘機も、戦争が進むにつれて旧式化していったが、防弾装備のある一式戦闘機のほうは、格闘戦に限れば大戦末期でもアメリカ陸軍の最新鋭戦闘機であるP-47やP-51、あるいは海軍のF6FやF4Uと渡り合うことができたというエピソードも伝わる。

零戦と比較して一式戦闘機の現存機体は少ないが、日本国内では以下の場所で保存機を見ることができる。

河口湖飛行館

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日本国内で旧日本軍機をレストアしている河口湖飛行館は、とうとう、一式戦闘機を復元した。一式戦闘機のオリジナルの現存機は国内では本機だけである。

形式は一型で、二枚プロペラブレードと、胴体の国籍マークが描かれていないのが特徴である。復元されたばかりで塗装もきれいな状態だ。まだ主脚が取り付けられていないようで、台車の上に乗せられている。

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エンジンカウリング部。エンジンカウルの上に2門の機関銃口が確認できる。

知覧特攻平和会館

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知覧特攻平和会館の一式戦闘機は、映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」の撮影に使用された三型のレプリカである。退色の度合いからして、おそらく戦争末期の一式戦は再塗装の余裕もなく、実際にこんな感じの外見だったのだろう。

https://okinawa-yokuyukai.org/news/news_2016_06_04.html

※調べたところ、屋外の一式戦闘機は再塗装され、良好な状態となっているようだ。

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機体を側面から。三型は推力式単排気管(エンジンカウルから後方に複数の排気管がある)に3枚プロペラが特徴である。本機は特攻隊仕様のため、右主翼下には250kg爆弾を、左主翼下には燃料タンクが装備されている。

知覧特攻平和会館の館内には、もう1機の一式戦闘機(レプリカ)と、大東亜決戦機にして中島飛行機による渾身の傑作、そして唯一の現存機である四式戦闘機「疾風」も展示されている。館内は撮影禁止のため写真はないので、ぜひ現地を訪れたい。

一式戦闘機については海外の方が良好な現存機が多く、例えばインドネシア空軍博物館や、アメリカのピマ航空宇宙博物館の現存機は、オリジナルの外見を保っているようだ。特に二型以降の、胴体側面に日章マークを塗装した機体が海外にしかないのは残念である。しかし知覧特攻平和会館の機体はそれなりに精巧に作られているし、これだけ塗装が退色した状態かつそれを塗り直すほどの余裕も必要性もないという、旧日本陸軍航空隊の実情が伝わってくるので、それはそれでいいのかもしれない。
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