【神田】「盛太郎」の二郎系ラーメンは美味い
「盛太郎」は、神田駅西口から歩いて1分のところにある二郎系ラーメンの店である。
神田駅西口といえば、西口商店街を中心に飲食店が所狭しと立ち並ぶ地域である。ただ飲食店は数あれど、二郎系ラーメンを提供する店は、神田周辺ではここ「盛太郎」だけである。
メニューはこんな感じ。ラーメン(何も書いていない)、ラーメン(並)、ラーメン(大盛り)という表記に注目。この店では、(並)の下に1つサイズを刻んでいるのである。
これを見たときの僕の心境は、まさにこの通り。
さて、このときの僕は朝から昼の2時を過ぎるまで何も食べておらず、空腹は限界を超えていた。目に入った、(並)という表記!僕とて数々の二郎系ラーメンを制覇してきた男である。(並)の二郎系ラーメンがどれだけの量であるか、この僕はよく知っている。食欲が一心不乱に二郎系ラーメンを欲しているのだ。既に空腹が限界を超えている中で、少々冷静さを欠いていた僕は、1つの決断を下す。
「すみません、(並)に変えてもらえますか」
追加料金の100円を払い、また麺の量が増えること、通常のラーメンの大盛りよりも多い量であることの説明を受け、それを了承する。
「ラーメン(並)」。750円。野菜少なめ、にんにくマシ。
なるほど、これは
ちなみに、普通(無名)のラーメンの麺の量は180g(くらい、失念)だが、並は330g(くらい、失念)という量である。この間の250gくらいのサイズがほしいところ。
食べてみると、期待を裏切らない濃厚な味わいである。写真の通り、麺の量が麺の量であるため、それに比してニンニクの量が足りないように思えた。テーブルの上に刻みタマネギが置いてあり、好みにあわせてトッピングできる。刻みタマネギを入れると、よい意味で油っぽいスープが、引き締まったキレのある味わいに変化する。チャーシューも柔らかく、口の中で瞬時に肉汁と旨味に変化する。
ジロリアンにとって、ラーメンを食べきれず残すのは