アメリカの航空ショーで現存するP-40を見ようぜ
動態保存されている第二次世界大戦期の軍用機が飛んでいるところをどうしてもこの目で見てみたい!そんな思いだけで僕はアメリカへ飛んだ。大戦機を専門に扱うアメリカの航空ショーCommemorative Air Force(CAF)に参加した時の話である。このエントリでは、現存するアメリカ陸軍のカーチスP-40ウォーホーク戦闘機を紹介しよう。
飛行可能なカーチスP40ウォーホーク
太平洋戦争中期までのアメリカ陸軍の主力戦闘機で、日本陸軍の一式戦闘機「隼」と何度も交戦した機体。「隼」よりも旋回性能に劣っていたが、こちらは12.7mm機関銃6丁という重武装と重装甲が長所であった。最終型は最高550km/hを超える高速性能も手に入れた。
誘導路を進むP-40。
展示飛行を終え、駐機場に戻るP-40。
P-40には陸上迷彩の塗装がよく似合う。
かつて零戦や一式戦闘機「隼」と交戦した名機で、その後のP-38、P-47、P-51などの新鋭の高性能機への過渡期において、そのつなぎの役割を果たした殊勲機でもある。
僕が参加したCAFのオフィシャルサイトは以下の通り。
ちなみに2018年の航空ショーは、9月16日~17日に、ミッドランド国際空港で開催される。チケット自体は大人25ドル程度なので、あとは航空券とホテルさえあれば問題ない。必要なのは多少のお金と勇気だけだ。