非モテ恋愛弱者のブログ

旧「非モテ系のままで生きていくブログ」から、恋愛弱者男性ブログに進化しました。レベル36の限界中年/異常独身/非モテのブログ。もう人生折り返しました。残りの人生を頑張らないで生きていこうと思います。なおこのブログには、モテる方法は1つも書いていません。

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非モテ弱者男性の恋愛は、失恋へのカウントダウンであるという話

僕は失恋しかしたことがない

だからこそ、この僕が失恋を語ることに説得力があるというものである。

僕の同志たる弱者男性諸君、諸君には好きな女性がいるだろうか?

僕が恋多き弱者男性であることは以下のエントリで説明したが、僕は37歳という年齢にもなって、将来にわたって僕自身が恋愛状態に陥らないと言い切ることができない。そして僕は失恋することが確定的であるから、その精神的なショックを受け止めるためのエントリが必要だ。

junny-policies.hatenablog.com

失恋のショックはゼロにはできない。けれども和らげることはできる。僕はそういうショックをうまく回避しつつ、残りの人生をうまくやる生き方を提案したいと思う。

よってこのエントリは、万一僕が恋愛し失恋した場合に備えて、将来の僕のために、今の僕が書き表すものである。もし僕と同じような弱者男性が失恋したら、このエントリを読んでもらって、少しだけでも救済になったならば、とても嬉しく思う。

失恋することは最初から決まっている

好きな女性ができたのか。それはいいことだ。それが好きな女性でとどまる限り。そして、弱者男性の恋愛は、始まった瞬間に終わるのである。

どういうことか。好きな女性ができたということは、それは失恋へのカウントダウンなのだ。そのカウントダウンはいつ始まるかわからない。あるいはある日突然0になることがある。

攻撃が来ると分かっていて受け止めるのと、無防備なまま受け止めるのではダメージが違う。これと同じで、心構えができていない中で失恋するのはダメージが大きいため、僕たちは常に失恋するものであると覚悟する必要がある。

最も望ましいのは、恋愛感情を自覚した瞬間、失恋の覚悟を決めることだ。彼氏がいないということを人づてに聞いたり、左手薬指に指輪をしていなかったりすることで、安心してはならない。あるいは僕たちの知らない間に彼女は妊娠するかもしれない。そんな生々しい事態を真正面から受け止めたなら、弱者男性でなくとも強いショックを受けてしまう。

つまり、常に彼女の姿の裏に、容姿端麗で有能な彼氏の姿を想定しておくこと。その想定があるだけで、失恋のショックは(0にはならないが)大幅に和らぐ。

その想定さえあれば「あぁ、やっぱりね」と思いつつも、「それはおめでとう」と取り乱すことなく笑顔で言えるだろう。そしてそれこそが、弱者男性にとっては最も正解に近いムーブである。

ポイントは、女性の側に何も期待しないことだ。非モテ弱者男性によくある勘違いは、こんな自分にも優しくしてくれる女性がいて、その女性が彼氏がいないと言うなら、自分を好きになってくれる可能性が、ワンチャンスでもあると思うことだ。それはすなわち、女性の側に自分のことを好きになってもらうというスジの薄い期待を抱いているものであり、極めて図々しく傲慢である。

身の程をわきまえるが良い。そして実際のところ、失恋のショックというのは、女性が自分以外の男を彼氏にすることで、女性が自分の期待に沿う行動をしなかった失望と怒り、そして彼氏への嫉妬が複合したものである。最初からこのような事態が想定されていれば、失恋など大した問題ではない。

彼女は容姿は悪くなく、明るく、仕事に一生懸命であり、これといって欠点らしいものが見当たらない。僕のような非モテ低身長のポンコツ社員にも、別け隔てなく接してくれる。そんな僕が好きになるような素敵な女性は、当然にして誰か恋愛強者男性の所有物である。もし今がそうでなければ、近い将来に必ずそうなる。

繰り返すが、彼女は恋愛強者男性の所有物である。彼女の彼氏は、有名大学を卒業し、有名企業に勤務し、容姿端麗で高身長である。彼氏は彼女と同世代で僕よりいくらか若く、その年収は年齢からして中堅クラスの僕よりも今は低いだろうが、仕事をうまくやる有能であるから業績を評価されて、いずれ僕の年収を超えてくるだろう。

素敵な彼女の彼氏のランクは、それくらいのレベルでなければ釣り合わない。僕のような弱者男性に勝ち目はまるでない。

彼女を好きになることは、最初から身の程知らずである。

ことに僕なんかは37歳という年齢であり、恋愛も結婚も望めるような年齢ではなくなっている。そして僕は低身長で顔も頭も悪いという低スペック遺伝子の持ち主で、さらにはコミュニケーションが不得意で会話を楽しませることすらできない。恋愛と結婚をあまり同一視しない風潮もあるが……まぁ、聞いたことないけど彼女も結婚して子供がほしいだろうから、その子供の遺伝子の配偶子としても、僕の低品質な遺伝子はふさわしくない。

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結婚願望や子供の願望、そしてスペックに将来性、その全てにおいて、彼女は最初から僕とは釣り合わない。そんなことは最初から分かっていたはずだ。そういう意味で彼女は最初から僕のものではない。いつか僕が失恋することは決定的なのだ

執着するから失恋する。仏教の悟りを学ぼうぜ

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ブッダは2つのことを語った。自分のものではないものを取ってはならないこと、そして人やものに執着してはならないということ。彼女は僕のものではないから取ってはいけないし、そして彼女に執着してもいけない。

いずれ僕は彼女に彼氏ができたという噂を言伝に知るだろう。あるいは同じ社内であれば、金曜日の夜に誰かと2人で一緒に帰るところを目撃するだろう。僕はその時、幸せの絶頂にある彼女の姿を見つけて、大変複雑な気分になるだろう。

しかし一方で僕は、好きな女性が幸せになることを心の底から願っていた。それが事実だと証明するなら、それが叶った今、全力で祝福するべき時なのだ。ただ実際問題、一時的であるにせよ、好みの異性が誰かのものになるというのは、自分に自信を失わせる。僕は好きな女性が幸せであることを心の底から願っていたにもかかわらず、いざそんな姿を目の当たりにしたならば、僕はひどくショックを受けるに違いない。

詮無いことだ。僕は知らず知らずのうちに、彼女に執着してしまっていたのだ。これは僕の過ちであり、罪である。僕はそれをどうにかして自分自身に償わなければならない。

失恋のショックは時限的。1人の時間に逃げ込もうぜ

僕が精神的な防御を施す前に、何気ない雑談の中で出てくる彼氏との付き合いの話題などが飛んできて、僕にダメージを与えてくるだろう。これが失恋の代償である。釣り合わない異性を好きになった僕の過ちと罪を、今こそ代償せよ。その償いは、彼女と険悪でないのなら、僕はこれまでどおりの距離感を保ち、彼女にとって引き続き悪くない関係を維持することしかない。

ただ、僕の経験上、このような失恋の苦しみを引きずるのはおおよそ1~2週間程度である。この期間をすぎると、どういうわけか「彼氏持ちの彼女」という属性を受容できるようになる。

失恋は誰にでもあるが、こと非モテ属性の弱者男性の恋愛は、失恋という結末がデフォである。異性に選ばれなかった自分を認知し、自信を失うだろう。それは仕方のないことだが、それによって生きることの熱量そのものを失うこと。これが最もよくない。

僕たちが100m走でウサイン・ボルトに勝てないからと言って、走るのがダメなのだと考えて自信を失い、歩くことすらやめてしまうのは合理性に欠ける。熱量を失うとはそういうことだ。

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おそらく僕は、将来にわたって、このように心穏やかに過ごせなくなる時期を何度か味わうだろう。それは仕方なく、期間も限定的である。その間僕は、僕のできることだけをやるのだ。

僕たち弱者男性の恋愛は実ることがない。人生は失恋の繰り返しである。そのたびにダメージを受けていたのではたまらない。僕たち弱者男性は、女性に何も期待しないようにしたうえで、万一恋愛感情を自覚してしまったなら、速やかに彼氏の存在を想定し、少しでも来たるべき失恋に備えること。これをライフハックとして提案したい。

改めて、僕たちは執着してはいけない。全ての恋愛沙汰は僕たちにとっては関係ない。それでも彼女のことが頭にこびりついて離れないのなら、写経でもランニングでもいいから、1人の時間を作ること。1人の世界に閉じこもるのがいい。月並みだが、失恋のショックは時間が解決してくれる。

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