非モテ恋愛弱者のブログ

旧「非モテ系のままで生きていくブログ」から、恋愛弱者男性ブログに進化しました。レベル36の限界中年/異常独身/非モテのブログ。もう人生折り返しました。残りの人生を頑張らないで生きていこうと思います。なおこのブログには、モテる方法は1つも書いていません。

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見た目の汚い不快な医療系Web広告のウザさは異常

不快な広告、増えたよな

僕はいい加減、僕のブログに表示される広告にうんざりしていた。

実際のところ、僕は毎月ラーメンが1杯食べられる程度の広告収益を得ている。だから広告が表示されるのはいいことだ。多くのインターネットメディアにとって、広告はなくてはならないものだ。コンテンツの無料視聴の対価として広告を閲覧させられることは、僕にとって苦ではない。それが僕にとって不快でなければの話だが。

ブログ訪問者に適した広告を心がけてきた

ささやかながらブログを運営している立場からすると、少なくとも僕のブログに来てくれたユーザには、何かしらの感動や理解、あるいは軽蔑などの、あらゆる反応をもって帰ってもらいたいと思っている。中には誤った内容もあるのだろうが、毒にも薬にもならないようなことは書いていないつもりだ。

非モテや弱者男性の生きづらさに説明を与え、恋愛至上主義社会の中で自らの可能性のなさに絶望しながらも、前向きに人生を歩んでいこうというテーマは、2018年頃にこのブログを非モテブログにリブランディングした時から変わっていない。

一方、不労所得は僕の憧れだったから、そこに何となくアドセンスを貼り付けた。収益が安定してきたのはここ1年くらいのことだ。

僕は、僕のブログに掲載される広告には気を配っている。僕の考えでは、せっかく訪問してくれたユーザを不快な気分にさせない広告こそ、僕のブログに適している。僕のブログの訪問者は、おそらくそのほとんどが非モテだ。30歳を過ぎたけど女っ気がなかったり、はたまた恋愛を諦めてしまったり、生まれてこなければよかったと悩んだり……そういった少々内向的なユーザが僕のブログを訪れているのだ。多分。

内省的でおとなしい僕の友人たちに、彼らの趣味に合う広告が配信できることが理想的だ。アドセンスなら、Googleが収集したそういう人たちの趣味嗜好から、それに適した広告が配信されることが期待できた。よくわからないBL系のオンラインコミックの広告が配信されることもあったが、それはたまに広告レビューセンターで配信停止のメンテナンスをすれば問題なかった。

個人的に最も不快で繰り返し表示される広告

ここ最近の広告は目に余る。僕が今自分のブログから追放したい広告は、シミを剥がすだの歯をきれいにするだのを訴求した広告だ。

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見よ、この汚らしい広告群を。全〇〇が泣いたり、〇〇が足りないと煽ったり。場合によっては老人の顔のドアップ、黒くくすんで不潔な感じのする肌、あるいはタバコのヤニで真っ黒になった歯、不快なクリーム色の物体もあったりする。

これを僕のブログを訪れてくれた大切な友人たちに見せるというのか?

ブログ訪問者は、おそらく多くのコンプレックスを抱えている。背が低い、肌が汚い、歯が汚れている……そういった非モテならではのコンプレックスを持ちながらも、それはそれとして仕方がないので、それらを許容して生きていこうと説いているのがこのブログだ。

そこに、そのコンプレックスを解消しようと訴求し、そのファーストビューであまりにも不快で不潔な画像を突然見せられるのだ。訪問者の失望や不快は余りある。僕は訪問者の失望を買うことを忌避する。僕はブログ管理者として、こうした広告を徹底的に追放することにした

広告はメディアの主役ではない。しゃしゃり出るな

僕の考えでは、あくまで広告はサブであり、エントリやコンテンツがメインなのだ。サブのくせに存在感を発揮してしゃしゃり出るとはおこがましい。

2014年くらいだと思うが、動画広告とかエクスパンド広告というのが流行った。コンテンツを読もうとすると、いきなり音声とともに動画が始まる。エクスパンドはコンテンツ領域に侵入して文章を追いやり、そこにやはり動画が流れたりする。

僕はどちらも、非常に不快な思いしかしたことがない。コンテンツを読もうとしたときに邪魔されるのは、大変気分が悪いものだ。にもかかわらず、インターネット広告業界の連中は、動画やエクスパンド広告は、訴求力が高くて獲得単価が安く効果的だと推奨して回っていた。

ここ最近一切エクスパンド広告を見なくなったのは、効果的であるということ自体が真実ではなかったからだ。クレームも多く上がったのだろう。サイトの離脱率も上がったはずだ。ユーザ体験を阻害するこうした広告の無価値さを、広告代理店どもは僕に5年以上も遅れて理解したらしい。

広告というのは、静かにそこに表示されていれば良いのだ。ファーストビューで目を引くことや、特に反射的に不快を催す広告は、僕のブログやエントリ自体の価値を下げてしまう。だからこれについては、多少収益が下がってもやるのだ。

「不快にならない広告」の難しさ

それにしても、不快にならない広告を作るというのは、実はとても難しいことなのかもしれない。

そういえば、一時期のYoutubeで、甲高い男の声でやたら早口でコミックのストーリーを説明する広告もあったが、あれも不快だった。汚い地声や、テープで早回ししたような不自然な声などが、率直に耳障りなのだ。大した費用もかけないで制作しているからだ。中にはいきなり女の嬌声が聞こえてくるものもあったりして、非モテであるがゆえにそういうものに縁のない僕は、いつにも増してその広告に憎しみを覚えた。

例えばテレビのCMで、不快なものがないとは思わないが、少なくともこのような医療系広告のように、汚らしさ、汚らわしさ、不潔さを一気に想起させるような不快な広告は見たことがない。様々な人間が関わって、その会社のブランドイメージを損なわないように腐心しているからだ。

見ている人への思いやりのようなものが伝わってくる。おそらく不快にならない広告には、これが大事なのだ。

医療系の広告はよく見るといろいろおかしい

こうした医療系の広告は、そういう思いやりとか心配りとかと無縁である。だから多くの人々が不快になるし、その多くの不快さと引換に、この連中は収益を上げている。ならば、どう考えてもこの広告は、インターネットのメディア世界に損失をもたらしている。不快を撒き散らすゴミのような広告は、少なくとも僕のブログからは追放されなければならない。

ついでにいうと、これらの広告はいろいろおかしいのだ。なぜこれらがGoogle認定の広告ネットワークに許可されているのか、不思議でならない。言ってることがめちゃくちゃなのだ。例えば10年分もの宿便が溜まっているようならまじでサプリ飲んでいる場合じゃないので病院に行くべきだし、他にもいろいろ大炎上しまくってる。

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医者の妻「シミは〇〇のアレで一発だよ」』みたいな広告もおかしい。例えば、医者が何かしらの宣伝行為をするなら、誰が言っているのか、またはその根拠を示すよう、薬事法で定められている。もちろんそんなことをすれば、医者を捕まえて広告に協力してもらわなければいけないので、制作に時間とコストがかかる。しかし一般人では権威性に欠ける。

というわけで考え出されたのが、「医者の妻」という一般人なのだ。一般人だから何を言おうとも薬事法には抵触しない。

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ネットメディアはユーザに見捨てられる前に悪質広告の対策を!

翻って、僕がユーザの立場になって様々なサイトを訪問すると、こういう医療系の広告は、なぜか有名なニュースメディアにも表示されている。これは誰も監視していないのか?僕はこの広告を見て不快になる。僕の通信料金の一部がこの広告を表示させるために使われたのも気分が悪い。オプトアウトしようにもリンクがない。一体どういうつもりなのだ?

僕は今のところ、広告ブロッカーを導入していない。広告収益の低下は、いずれメディアを滅亡に追いやるからだ。僕はメディアから様々な情報を得ているし、少なくとも僕がアクセスするすべてのサイトに、潰れてほしくないと思っている。僕は広告ブロッカーを導入することによって、メディアの滅亡に手を貸したくないのだ

しかし、僕の不快なユーザ体験が繰り返され、メディア運営者諸君にそれを改善するつもりがないと理解したならば、僕は精神安定性を図るため、致し方なく広告ブロッカーを導入するだろう。広告の表示に寛容な僕がそういう判断をする前に、どうか各メディア運営者諸君が、快適なユーザ体験と不快な広告の排除に動いてもらえるよう、切に願う。

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