とある喪男の雑記ブログ

喪男とはモテない男のことです。寝ることと知的ぶることが好きな、意識低い系喪男の雑記ブログ。流されることなく、流れるように、ゴミみたいな人生を、頑張らないで生きていく。全体的に低スペック。絶食系男子。鉄オタ。飛行機オタ。城址仏閣好き。

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全日空がウィーン線に就航!歴史好きならウィーンに行こうぜ

古の巨大帝国の首都・ウィーン

ヨーロッパの中央部に位置する、オーストリア共和国の首都ウィーン。ヨーロッパにあるロンドンやパリ、ローマなどの大都市に比べて、ウィーンの名はそれほど知名度は高くないかもしれない。知っている人はウィーン少年合唱団の名を知ってたり、あるいは「音楽の都」として記憶している程度だろう。

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ホーフブルク王宮の裏庭に設置された楽童・モーツァルトの像。ト音記号の形の植え込みも洒落ている。

ところで、大国という概念がある。世界の国際秩序を定義するだけの国力と軍事力を備えた国家を意味するが、それは21世紀においてのアメリカ(と中国)であり、20世紀後半においてのアメリカとソヴィエト連邦である。過去では地中海世界におけるローマ帝国であり、大航海時代におけるスペインとポルトガルであり、近代ヨーロッパにおけるイギリスとフランス(とオランダ)であり、アジア史における中国である。

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遡ることわずか100年前。1918年に滅亡するまで、中世から近代にかけて中央ヨーロッパから北イタリアまでを支配した巨大帝国・オーストリア帝国(当時はオーストリアハンガリー二重帝国)があった。それは紛れもなく「大国」であり、ウィーンはその巨大帝国の首都であり続けた。脈々と受け継がれたその歴史の重みと栄華は、時を経て永世中立国となった今でも、ウィーンに残っている。

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スロヴァキアとの国境にして、ウィーンを育む大河・ドナウ川を飛行機から見下ろす。

ウィーンは国際都市であり、音楽都市であり、文化都市であり、歴史都市であり、帝国都市であり、そして政治都市である。

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5本の塔が特徴的なゴシック建築様式のウィーン市庁舎。

もしあなたがヨーロッパの文化や歴史に興味があるのなら、ロンドンやパリの他に、ウィーンを探訪の候補地に入れてほしい。ウィーンはついこの間まで、あらゆる意味でヨーロッパ世界の中心であり続けた、歴史ある世界都市なのだから。きっと失望はさせないだろう。

ウィーンへのアクセス

かつてはオーストリア航空が成田空港からの直行便を運航していたのだが、2016年9月に取りやめてしまった。それからしばらくは直行便のない状態が続いたが、今では運航が再開している。また2019年2月からは全日本空輸羽田空港からの直行便の運航を開始したため、アクセスは格段に向上している。

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羽田~ウィーン間を毎日1往復する全日本空輸ボーイング787型機(同型機)

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成田~ウィーン間を毎週6便運行するオーストリア航空ボーイング777型機

ちなみに経由便も充実しており、アエロフロート(モスクワ経由)やターキッシュ・エアラインズ(イスタンブール経由)などが運航している。僕が訪れたときは、エティハド航空によるアブダビ経由便だった。

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アブダビ経由でヨーロッパ各地を結ぶエティハド航空ボーイング787型機

ウィーン・シュベヒャート国際空港からCATに乗る

ウィーンの玄関口であるシュベヒャート国際空港からは、バスか在来線か、特急列車であるCiti Airport Train(CAT)で向かうことになる。

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CATは価格が高い(片道12ユーロ・往復20ユーロ)ものの、わずか16分で市内東部のWien Mitte駅に到着できるし乗り心地も快適だ。30分間隔で発着しているので時間も読みやすい。

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CATの片道きっぷ。これがないと車内改札で引っかかって問題になるので、車掌が来たらすぐに見せられるようにする必要がある。

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社内も革張りの座り心地の良いシートが設置されている。スーツケース置き場があるのも、旅行者にとってはありがたい。

トラムと地下鉄に乗って移動しよう

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ウィーン市内では、縦横無尽に張り巡らされているトラムと地下鉄で移動することになる。旅行日数に合わせて、トラムや地下鉄が乗り放題になるフリーパスを購入しよう。

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地下鉄に乗る場合、初回のみこのポストみたいな改札機(写真左の青い機械)に通し、あとは勝手に乗って勝手に降りれば良い。バスやトラムの場合も同じく、勝手に乗って勝手に降りる。性善説を前提とした効率的なシステムだ。

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僕が購入した72時間券。16.5ユーロで乗り放題はお得だ。

スタッフに提示を求められた時にフリーパスを持っていなかったり、または有効期限切れだった場合は交通違反扱いとなり、旅行者であろうとも高額な罰金が課されるので気をつけよう。

ウィーンの見どころ

ウィーンは二度の世界大戦を経験し、第二次世界大戦末期にはソヴィエト連邦軍(赤軍)とドイツ国防軍による市街戦も展開されたが、歴史的な建造物に致命的な損傷はなく、貴重な文化遺産の多くが残っている。以下にいくつか、ウィーンの見どころを列挙しておこう。

シェーンブルン宮殿

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女帝マリア・テレジアが建設した、バロック様式の宮殿。内部は可能な限り19世紀末頃の内装や調度品、ハプスブルク家生活様式を再現した博物館になっており、多くの観光客が訪れる。歴史的な価値も高く、おそらくウィーンで最も外してはいけない観光スポットだが、それだけに大変混雑する。

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シュテファン大聖堂

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ウィーン中心部にそびえる、14世紀に建設された歴史あるカトリック教会。ウィーンのランドマークであり、シンボルとなるゴシック様式特有の高い塔の高さは136mにもなる。

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ホーフブルク王宮

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ハプスブルク家の王族が居住した王宮。内部は大変広く、博物館になっている。裏手にはコンサート会場があり、クラシック演奏などが不定期に開催されている。

自然史博物館と歴史博物館

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ホーフブルク王宮から、ブルクリング通りを挟んで右側にあるのが自然史博物館、それに相対するのが美術史博物館である。写真は美術史博物館の建物。

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ベルヴェデーレ宮殿

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ハプスブルク家に使えた貴族プリンツ・オイゲン公が建設した、バロック様式の宮殿(上宮)。内部は美術館になっており、クリムトの作品が多く展示されている。

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こちらは下宮。プリンツ・オイゲン公の居室もこちらにある。

オペラ座

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数々の名演が催行されてきた「オペラ座」ことウィーン国立歌劇場

ヴォティーフ教会

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1853年に当時の皇帝にして名君だったフランツ・ヨーゼフ1世が建設した、2本の塔が特徴的なゴシック様式の教会。多くのステンドグラスが使われている点でも有名である。

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オーストリアが誇る音楽家・ヨハン=シュトラウス3世の黄金像。

僕は3日間の旅程を組み、そのうちの半日を隣国スロヴァキアの首都ブラチスラヴァの観光にあてたため、ウィーンの観光は2日半ほどしかなかった。そのため少々消化不良気味である。シュテファン大聖堂やベルヴェデーレ宮殿の内部には結局入れていないし。

それだけウィーンには見どころが多く、魅力的な都市であると思うのだ。そんなわけで、折を見て再訪してみたいと思っている。

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