アメリカの航空ショーで現存するA-26を見ようぜ
飛行可能なダグラスA-26インベーダー
日本では少々馴染みが薄いが、僕が参加した航空ショーでは、アメリカ陸軍の太平洋戦争後期における中型高速爆撃機A-26B型も登場した。
本機の最高速度は時速575kmを誇る。強力な2発のエンジンに小ぶりな機体だが、A-26B型は前方に8門の12.7mm機関銃を武装し、さらに爆装も2トン程度まで可能という高性能機である。その高性能さを買われ、第二次世界大戦の後も、ベトナム戦争などで運用されたという。しかし僕が調べた限り、本機の動態保存は極めて珍しく、そもそもあまり現存していない機体でもあるようだ。
右後方から撮影。
誘導路を進むA-26
飛行するA-26。
こうしたあまり縁のない航空機に出会い、後々調べてその知識が深まっていくのも、航空ショーの醍醐味である。それらが飛行しているところであればなおさら忘れられないものになる。
オフィシャルサイトは次の通り。
ちなみに2018年の航空ショーは、9月16日~17日に、ミッドランド国際空港で開催される。チケット自体は大人25ドル程度なので、あとは航空券とホテルさえあれば問題ない。必要なのは多少のお金と勇気だけだ。