非モテ恋愛弱者のブログ

旧「非モテ系のままで生きていくブログ」から、恋愛弱者男性ブログに進化しました。レベル36の限界中年/異常独身/非モテのブログ。もう人生折り返しました。残りの人生を頑張らないで生きていこうと思います。なおこのブログには、モテる方法は1つも書いていません。

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喪男だって恋をする。喪男らしい恋愛をしよう

女性の笑顔にはかなわない

喪男(もおとこ)というのは「モテない男性」を意味する言葉である。世間一般的には恋愛弱者であり、恋愛至上主義から排除された連中のことでもある。それは外見、身長、雰囲気、衣服、性格、考え方など、あらゆる属性が「モテる男」と対極にあるか、あるいはかけ離れていることを意味している。「恋愛対象として見られない」という言葉で表現されるのも一般的だ。

一方で、恋の始まりというのはいつも突然である。残念ながら、どんなに女性を好きにならないように気をつけていても、あるいは無意識のうちに女性を避けていても、そもそも普段は仕事とかで忙しくて女性の存在そのものを忘れていても、恋の病というのは前触れなくやってくるのである。何気ない会話が、声のトーンが、ふとした瞬間の笑顔が、喪男の心を捉えて離さないということは多い。女性に免疫のない喪男というのは、ただそれだけで気になって仕方なくなってしまう。

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だが所詮は喪男である。喪男であるところの僕たちは、喪男であるという事実を常に自覚した上で、それなりに恋愛と付き合っていく必要がある。世間一般の「普通の男」とは極めて異なる方法で。

少し前の話だが、アイドル活動をしていた女性がファンの男に大怪我を負わされた事件があった。犯人の男は、Twitterでリプライしたり、いろいろプレゼントを送ったりしてその好意をアピールしたのだが、その好意が叶わず、逆上してその女性を刺したのである。

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おそらくこの例は、喪男が女性に対しての恋情を最も制御できなかった例として適当である。そもそも(恋愛対象として)相手にされていないにもかかわらず、Twitterのリプライや、プレゼント攻撃などのアピールを一生懸命にするあたりを見る限り、少なくとも女性への接触方法として不適であるし、それを不適とも思わなかったあたりに、この犯人の喪男らしさを僕は見出したのである。

それでも喪男だって恋をする

好きになってしまったものはしかたがないのだ。人を好きになれるということで、自分をほめてもいいのではないかとすら僕は思う。
しかし、喪男においては、そこからの身の処し方が世間一般の連中とは異なるのである。

喪男が恋をするにあたって、まず認識しなければいけないのは、次のことである。

(1)例外なく、喪男は女性に恋愛対象として扱われることはない

→女性は、その男が恋愛対象に入るか入らないかを初対面の数秒で分類し、恋愛対象外に分類された男は、原則恋愛対象に分類変更されることはないという。そのことから考えてみるに、喪男は女性に恋愛対象としてみられようとするのをやめなければならない。喪男は女性に好意を持ってもらおうと努力するべきでないし、そのように図るべきでもない。それらは明らかに無駄な努力であり、少なくとも理論的に説明のつかない「生理的嫌悪感」によって、喪男は好意を持ってもらえないのだから。
喪男が好きになってしまうような女性は優しいだろうから、仮に喪男から好意を向けられてしまったりしたら、むしろ困ってしまうに違いない。その好意をいずれは断らなければいけないにもかかわらず、それをそのまま伝えてしまえば、その喪男は傷つくに違いないし、そのことをよく知っているからだ。それは、女性がその喪男が好意を持っていることを知らなければ起こりえない。そんな辛い思いを女性にさせてはならないのだ。

(2)例外なく、女性は喪男の存在そのものを必要としない
喪男が好きになってしまうような女性には、例外なく、親しい男友達か、あるいは彼氏、またはその両方が(場合によっては複数)存在していると見なしていい。それらの男が与える優しさを、強引さを、度胸を、面白さを、今一度それ以上に提供できるのかを自分に問うてみるがいい。別に喪男がその女性に優しくしなくとも別の男がその女性に優しくするし、喪男が提供できる限りの面白い話よりも面白い話を別の男がその女性にして、会話に花を咲かせるだろう。例えばその女性のPCが壊れても、PCに強い喪男が数十分で直してしまうより、彼氏や男友達といっしょに数時間かけてやっと直すほうが好ましいのである。つまるところ、喪男がその女性のために関わることのできる領域など、その女性のどこにもないのである。

(3)自分は喪男である
→この自覚が最も大事である。喪男は様々な理由により、結果として喪男になっているのである。今一度、自分が喪男の特徴に該当してないか問うてみるがいい。
・低い身長
・薄い頭髪
・ドブ川のような体臭
・猿やダルマのようなおよそ美しいとはいえない顔の作り
・話のつまらなさ
これらのような要素が複合的にからみあっているのであり、それらが総合して「生理的嫌悪感」を発生させるのである。

喪男が好きな人のためにできること

そもそも恋愛において大切なものは、相手に対する誠実さと、相手の幸せを願う心である。

僕が思うに、喪男の女性に対する誠実さとは、その女性と必要以上の接触を図らないことである。

不思議な事に、相手の幸せを願うことは、喪男にもできることなのである。喪男は相手を幸せにすることはできないが、相手の幸せを願うことはいくらでもできるのである。その願いの強さこそが、喪男の最も美しい恋愛であるように思えるのである。別の男と仲良くし、楽しそうにしている女性の笑顔を見て、幸せになれと思って立ち去るのがカッコイイ。自分の好意など自分の墓までもっていくがいい。その女性に気付かれない範囲であれば、そっと見守ることもきっと許されるだろう。他人の幸せを掛け値なしに願うことができるなんて、それはなんと素晴らしいことではないか。

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